すきっ歯(永久歯先天的欠如)症例報告|院長ブログ|さくら歯科・矯正歯科


2020年05月27日

川崎・横浜|さくら歯科・矯正歯科

症例報告

主訴:上の奥歯が2本少ない
初診時年齢:16歳
診断:上顎左右第2小臼歯先天的欠如を伴う空隙歯列

治療前:永久歯の先天的欠如により、乳歯が残っており、また歯が足りないため歯列に隙間を認めます。

治療計画
残存乳歯の抜歯し、空隙閉鎖を図る

使用装置
マルチブラケット装置

治療期間:1年11カ月
治療後:空隙を閉鎖し、個性正常咬合を獲得することができました。

かかった費用(税抜き)
基本検査料:30000円
基本施術料:600000円

              治療前              治療後

*患者さんご本人の同意を得た写真を使用しております。なお、患者さんの状態はお一人お一人異なり、治療内容によっても治療結果は異なります。

患者さんの中にはもともと永久歯が欠損している患者さんがいらっしゃいます。その場合、ある程度の年齢になっても乳歯が萌えかわらないで残っていることが多いです。先天的欠如歯の好発部位としては、下の前歯、上下小臼歯があります。レントゲンを撮るとわかりますが、ご本人は気づかないことも多いのである程度の年齢になったら一度レントゲンを撮ってみるのもよいかもしれません。

因みにこちらの患者さんは他院で欠損部位の治療としてインプラントを勧められて当院に来院されました。歯牙欠損部位の治療としては、ブリッジ、入れ歯、インプラントによる補綴治療、ならびに矯正治療による空隙閉鎖による治療がありますが、今回は矯正治療により欠損部位の治療を行いました。

どの治療方法にもメリット、デメリットはありますが、矯正治療の良いところは一口腔単位で治療を行うため、欠損部位だけではなく、ほかの部位も理想的な状態にすることができます(こちらの患者さんであれば前歯の隙間や出っ歯、左側のねじれてかみ合っていない歯の改善など)。

当院では様々な治療に対応することが可能ですので、ご不明な点がございましたら、いつでもご相談お待ちしています。

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